d's diary

日々敵前逃亡……淫らな煩悩をこよなく愛する人々のために
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# 「屋」

花屋、八百屋、魚屋、床屋などなど……

「屋」がつくものは差別用語であるという

「屋」はいわゆる日雇いを意味する侮蔑用語であるという……

しかしながら「お花屋さん」「八百屋さん」「お魚屋さん」などと「さん」付けをすればいいともいわれてる

そこははっきりしない、曖昧ではある。

放送禁止用語ではなく、いずれもテレビ局の自主規制だからだ。

 

私、脚本家ですが、いまだに「ホン屋」と呼ばれてます。

面と向かっては「ホン屋さん」と呼ばれることが多々あります。

侮蔑されてるとは思わないんですが、他の職業でこの呼び方をされて不愉快だと思う人がいれば

それは差別になってしまうので、差別です。

 

テレビ局などは特にこういう用語に敏感なのですが

ある某局は、そういう言葉は完全NGで

「お花屋さん」は「フローリスト」とか「フラワーショップ」と書き

セリフの中でもそういう言い方を強いられる

「八百屋さん」は「青果店」で、

「魚屋さん」はもう言い方が判らないので私は登場させない

「床屋さん」も出さない。「美容院」にする

「ケーキ屋さん」は「洋菓子店」など……。

 

でも他の某テレビ局は、殆どこだわらない。

自主規制なので、自由なのです。

 

「屋」ではないが、「ビニール袋」も商品名なのでアウト。シナリオには「透明袋」と書く。

そこまでこだわるのは某局だけだが……。

かつて、紅白歌合戦で「神田川」という歌の「クレパス」を「クレヨン」と歌詞を変えて歌った事件と同じですが

 

更にまた別件ですが、かつてテレビ界で言葉の自主規制が突然激しくなったことがある

そんな時代に、あの向田邦子さんは「バカ」という言葉が自主規制されるようになったら、私はもうシナリオは書かないと宣言した。

おかげさまで「バカ」は自主規制対象にはならなかった。

感謝。

 

「やすらぎの郷」のように、巨匠がどんどん言いたいことを言ってくれると本当に助かる

タバコ話ひとつ取っても、私が書いたら、プロデューサーたちはこぞって、「消せ」「カットしろ」と言ってくるに決まってる。

倉本聰さんだから許される

なので、ジャンジャンやってください、倉本先生。

私では戦えないので……。

 

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